マイマップ上限・仕様

マイマップの上限一覧|レイヤー10個・1レイヤー2,000件

約10分PinStock編集部
マイマップの上限一覧|レイヤー10個・1レイヤー2,000件

Googleマイマップの主な上限は、1つの地図にレイヤー10個、1つのレイヤーに2,000件、地図全体で10,000件です(場所・ライン・シェイプの合計。2026年11月2日にGoogleのヘルプで確認)。ファイルは2,000行以下で取り込むよう案内されており、大きさはKML(KMZは解凍後)が5MB、CSVなどが40MBまでです。レイヤーを10個すべて2,000件で埋めることはできず、地図全体の10,000件が先に上限になります。※Googleのヘルプでは「レイヤ」と表記されています。

記事のテーマを表すイメージ画像です。実際の製品画面ではありません。

「レイヤーを追加できない」「取り込みがうまくいかない」。そんなときは、まず下の早見表で、どの上限に当たっているかを確かめてください。この記事では、上限の数字と、上限の中でのやりくりの方法を順に紹介します。マイマップから別の道具へ移すかどうかの話は、マイマップで顧客管理する限界と乗り換え先の選び方にまとめています。

マイマップの上限早見表:レイヤー数・件数・ファイルの大きさ(2026年11月時点)

上限は「地図全体」「レイヤーごと」「取り込み1回ごと」の3種類です。どの範囲で数える上限かを分けて見ると、原因を探しやすくなります。

Googleマイマップの上限(2026年11月2日にGoogleのマイマップ ヘルプで確認)

項目 上限 数える範囲
レイヤーの数 10個 1つの地図あたり
1つのレイヤーに入る場所(ピン)・ライン・シェイプ 合計2,000個 1つのレイヤーあたり
1つの地図に入る場所(ピン)・ライン・シェイプ 合計10,000個 1つの地図あたり(全レイヤーの合計)
ラインとシェイプの頂点(ポイント) 合計50,000個 1つの地図あたり
データ表のセル 合計20,000個 1つの地図あたり
取り込むファイルの行数 2,000行以下(Googleは超えるファイルを取り込まないよう案内) 1ファイルあたり
取り込むファイルの大きさ:KML・KMZ 5MB(KMZは解凍後) 1ファイルあたり
取り込むファイルの大きさ:CSV・TSV・XLSX・GPXなど 40MB 1ファイルあたり
一度に取り込める写真 100枚 取り込み1回あたり

出典:Googleのマイマップ ヘルプ「マイマップでラインとシェイプを描画する」「地図に場所を追加する」「地図のレイヤを使用する」「地図上の対象物をファイルからインポートする」(2026年11月2日確認)。仕様は変わることがあるため、作業前に最新のヘルプも確かめてください。

数字以外の決まり

数字の上限のほかに、次の決まりがあります。

項目 内容
取り込めるファイル CSV、TSV、KML、KMZ、GPX、XLSX、Googleスプレッドシート、GoogleドライブとGoogleフォトの写真
取り込むファイルの中身 1行目に見出しが必要。位置を決める列(緯度経度・住所・場所の名前・WKT)のどれかが必要
書き出し 地図全体はKML・KMZ。CSVはレイヤーごとにしか書き出せない
スマホ Googleマップのアプリでは地図を見るだけで、編集はできない。編集は、ブラウザで mymaps.google.com を開いて行う(Android版のマイマップアプリは2021年10月15日にサポート終了。Googleはブラウザ版で同じことができると案内)。スマホのブラウザでは画面がパソコン向けで細かくなる

出典:Googleのマイマップ ヘルプ「地図の共有、ダウンロード、印刷」「Android 版 Google マイマップのサポート終了について」、Googleマップ ヘルプ「Google マップでマイマップを表示する」(2026年11月2日確認)。

ヘルプに数字が書かれていないもの

1件の場所に付けられる写真の枚数、説明欄の文字数、1人が作れる地図の数、共有できる人数、Googleドライブの保存容量を使うかどうかは、今回確かめたヘルプのページに書かれていませんでした。本記事では、確かめられなかった数字は載せていません。

早見表の読み方:10個×2,000件=20,000件にはならない

レイヤーは10個まで、1レイヤーは2,000件までです。ただし、地図全体の上限は10,000件です。つまり2,000件のレイヤーは、5個で地図がいっぱいになります。「レイヤーを足せばまだ入る」と考えていると、ここでつまずきます。

列の多い表は、セルの上限にも気をつける

データ表のセルは、地図全体で20,000個までです。表の列が多いほど、件数より先にセルの上限に近づくことがあります。列は必要なものに絞っておくと安心です。

上限に当たったときに起きること

上限に当たると、それ以上は足せなくなります。症状は「どの上限か」で変わります。

  • レイヤーの上限(10個):11個目のレイヤーを作れません
  • レイヤーの件数(2,000件):そのレイヤーには、それ以上の場所を足せません。別のレイヤーに入れる必要があります
  • 地図全体の件数(10,000件):レイヤーに空きがあっても、地図には足せません
  • 取り込みの行数・大きさ:2,000行を超えるファイルは、取り込まないようヘルプで案内されています。ファイルを分けて取り込みます

画面に出るメッセージは状況によって変わるため、本記事では文言を載せていません。迷ったら、レイヤーのメニューから「データビューを開く」を選んでください。そのレイヤーに入っている場所を表で確かめられます。

上限の中でやりくりする6つの方法

上限は増やせません。次の6つの方法で、レイヤー・件数・セルの空きを作ります。

1. 状態はレイヤーではなく色で分ける

「見込み」「商談中」「既存客」のように、状態ごとにレイヤーを作ると、10個はすぐ埋まります。状態は、レイヤーのスタイルにある「データ列別」の色分けで表せます。表に「状態」の列を作り、その列で色を変える形です。レイヤーはエリアなど、件数で分けたい単位に回せます。

2. レイヤーはエリアで分け、上限まで詰め込まない

1レイヤーは2,000件までです。ぎりぎりまで入れると、新しい訪問先が入らなくなります。エリアで分け、余裕を残しておくと、追加のたびに分け直す手間が減ります。

3. 閉店・重複・古いピンを整理する

件数を減らすのが、いちばん確実なやりくりです。閉店した店、同じ会社の二重登録、もう行かない訪問先は、別の保管用ファイルに書き出してから地図から外します。書き出しはCSVならレイヤーごと、地図全体ならKML・KMZです。書き出しの手順はマイマップをCSVで書き出す方法で紹介しています。

4. 表の列を絞る

列の多い表は、セルの上限(地図全体で20,000個)に近づきやすくなります。地図で見たい列だけを残し、細かい情報は元のExcelなどに置いておくと、地図が軽くなります。

5. 取り込み直すときは、選ぶ項目に注意する

レイヤーの取り込み直しには、4つの選び方があります。「すべてのアイテムを置換」は、レイヤーの中身をすべてファイルの内容に入れ替えます。「一致するアイテムを更新」は、ファイルにない場所を消します。手で付けた写真や書き込みが消えることがあるため、取り込み直す前にレイヤーを書き出して控えを残しておきます。足すだけなら「他のアイテムを追加」を選びます。

6. ルートを保存するとレイヤーを1つ使う

マイマップにルート(経路)を保存すると、ルートごとに別のレイヤーになります(Googleのヘルプ「マイマップにルートを保存する」)。訪問先のレイヤーが10個に近い地図では、ルートは保存せず、その都度Googleマップで調べると、レイヤーの枠を使いません。

地図を分けると起きること

10,000件を超えるなら、地図を分けるしかありません。ただし、分けると次の手間が増えます。

  • どの地図に入れたかを覚える必要がある:「あの会社はどの地図だったか」を探す時間が増えます
  • 共有の設定が地図の数だけ増える:担当が増えたり辞めたりするたびに、地図ごとに共有相手を見直します。共有のつまずきはマイマップが共有できない時の原因7つにまとめています
  • 同じ訪問先が2つの地図に入りやすい:エリアの境目の訪問先は、二重に登録されがちです
  • 書き出しも地図ごと・レイヤーごと:控えを取るときも、地図の数だけ作業が増えます

地図を分ける前に、分け方のルールを1つ決めておきます。「市区町村で分ける」「担当者で分ける」など、誰が見ても迷わない分け方にしてください。

上限より先に困ること

件数の上限より先に、訪問のたびの記録を積み上げにくい点や、スマホのブラウザでは画面がパソコン向けで細かく、外出先で書き込みにくい点で困ることがあります。少人数で地図を見るのが中心なら、マイマップで十分に回ります。記録の残し方まで含めた限界はマイマップで顧客管理する限界と乗り換え先で整理しています。

PinStockでできること・できないこと

PinStockは、外回り営業のための地図型の顧客管理アプリです。マイマップの上限の中でのやりくりに疲れたときの選択肢の1つとして、できることとできないことを並べます。

できること

  • マイマップのCSVを取り込める:レイヤーごとに書き出したCSVを取り込めます。マイマップのCSVは1回2,000件まで、ふつうのCSVは1回1,000件までです
  • 訪問の記録がピンに積み上がる:訪問先の近くでチェックインすると、写真とメモが訪問履歴として残ります。チェックインできる範囲は100m・200m・300m・500m・1kmから管理者が選びます(初期値は300m)
  • 状態を色で分けられる:ステータスごとにピンの色が変わります
  • しばらく行っていない先を出せる:顧客リストを最終訪問日が古い順に並べ替えたり、「30日以上」「未訪問のみ」で絞り込んだりできます
  • 近くの訪問先を探せる:今いる場所から直線距離1・3・5・10kmで絞り込めます
  • CSVで書き出せる:登録したデータは、CSVで手元に控えを取れます
デモデータによるPinStockの顧客詳細画面。担当者、最終訪問、チェックイン履歴、訪問メモと添付写真が表示されている
図1:デモデータを使ったPinStockの顧客詳細画面。訪問のたびのチェックインとメモが、同じ訪問先に積み上がります。

できないこと・注意点

  • マイマップの写真は移せません:CSVで受け渡すのは文字の情報です。写真は取り込み後に撮り直します
  • 移動中の位置を追い続けることはしません:訪問の記録として位置を確かめるのは、チェックインを押したときです。現在地の表示や距離の絞り込みでも位置を使いますが、移動の道すじは残りません
  • 訪問先の近くにいないとチェックインできません:範囲の外では押せない作りです
  • 無料ではありません:月額15,000円(税抜・5アカウント込み)、6人目から1人800円(税抜)です。初期費用は0円です

14日間の無料体験があります(カード登録が必要・無料期間中は請求されません)。まずはマイマップの1レイヤーだけを取り込んで、訪問の記録を残す流れを試してみてください。14日間無料で試す

よくある質問

マイマップのレイヤーを11個以上に増やせますか?

増やせません。1つの地図に追加できるレイヤーは10個までです(2026年11月時点のGoogleのヘルプ)。足りない場合は、状態の違いをレイヤーではなく色分けで表すか、地図を分けます。

マイマップのピンは何件まで登録できますか?

1つの地図で10,000件(場所・ライン・シェイプの合計)、1つのレイヤーで2,000件までです。レイヤーは10個までですが、10個すべてを2,000件で埋めることはできず、地図全体の10,000件が先に上限になります(2026年11月時点のGoogleのヘルプ)。

2,000行を超えるExcelの表を取り込むにはどうすればいいですか?

2,000行以下のファイルに分け、レイヤーごとに1ファイルずつ取り込みます。Googleのヘルプは、2,000行を超えるファイルを取り込まないよう案内しています。地図全体の10,000件の上限も合わせて確認してください。

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